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さぷりぶ店です! 「マンションの買い替え」を3つのケースでお送りするウェブ連載ストーリー

イエステーション さぷりぶ店です! ここは約26万人が暮らす札幌の分譲マンションの街「さぷりぶタウン」。
この「さぷりぶタウン」に今年4月、イエステーションの札幌での11番目の店舗「イエステーションさぷりぶ店」がOPENしました。イエステーションは、担当する地域を限定して、その地域の中で住まいに関する情報を提供しながら、地域の不動産の売り買いや賃貸、管理などをお手伝いする不動産仲介会社です。
今日も「イエステーションさぷりぶ店」には、「さぷりぶタウン」の住人からの様々な相談や依頼が寄せられています。さて今回のお話は…?
登場人物紹介

《第1話》「家が同じなら買い方も同じ?」の巻

5月のある日の朝

賢一
   
  どうだい裕也君。さぷりぶ店での仕事はだいぶ慣れたかい?  
   
賢一
   
  いやーこちらに来て1ヶ月ですけどなかなか…。前は一戸建ての地域が担当だったんですが、ここは全てマンションなもんで、また一から勉強中です。  
   
裕也
裕也
賢一
そうか、まずは頭の切り換えが先かもしれないね。ところで最近、君の担当地区からの査定(※1)の依頼が多かったけど、マンションの査定の方はもうマスターしたようだね?

※1<査定>…不動産会社が様々なデータを基にして、売値を算出すること。

裕也
ええそれはもう。でもマンションの場合、棟内や近隣の最近の売買事例(※2)を参考にするのは知っていたんですが、今販売されている新築マンションの価格も査定に大きく影響するなんて全く考えていませんでしたよ。

※2<売買事例>…実際に売り買いが成立した実例

賢一
そうだね、中古マンションの査定額は、そのマンションの新築当時の価格じゃなくて、今現在売られている新築マンションの価格に対して○○%というように、再販売価格率(※3)によっても計算されるからね。

※3<再販売価格率>…同等条件の新築物件価格に対する中古物件価格の割合で通常は坪単価で比較をする。

査定額算出の根拠
裕也
じつは、先週3件のお宅に査定に伺ったんですけど…。
賢一
うん、それでどうだったんだい?
裕也
はい、3件ともF地区の方で、購入して10年目だったんですが、かなり残債(※4)との開きがありました。

※4<残債>…ローンの残額。

賢一
あそこは平成6年の分譲だから、マイホームラッシュ時に購入した方たちだね。
裕也
えっ、マイホームラッシュってどういうことですか?
賢一
うん、君はバブルの時代については、入社の時の研修で聞いているよね。そのバブルが崩壊して、一時は7%を超えていた住宅ローンの金利もどんどん下がって行ったんだよ。
裕也
えっ、金利が7%だったんですか?今は大体2%台ですよね。
賢一
それだけバブルの時は、経済状態が良かったということなんだけど、ただ住宅におけるバブルは経済のバブル崩壊後も続いたんだよ。
   
  “史・上・最・低・金・利”ですよね。  
   
かなえ
かなえ
賢一
   
  その通り!  
   

裕也
何なの、その“史上最低金利”って?
かなえ
つまり、バブル崩壊の後は、どんどん金利が下がって行ったわけだから、逆に住宅ローンを利用する人にとっては買いやすくなるってことじゃない。だから当時の広告の中に今が”史上最低金利“ですよっていう見出しがあふれたのよ。
賢一
そう、その“魔法の言葉”でマイホームの購入を決断する人が増えたために、平成6年頃には、特に新築でのマイホーム購入者が急増したんだよ。
裕也
へぇ?、それがマイホームラッシュか。それにしても、さすがかなえちゃん、入社の時から河原崎店長の店にいただけのことはあるね。
かなえ
ちょっと何よ、かなえ”ちゃん“って。私の方が先輩なんだから、かなえ”さん“って呼んでよね。
裕也
はいはい、わかりましたよ、かなえさん。
かなえ
今度”ちゃん“って呼んだら、査定手伝ってやんないからね。
賢一
何だ、まだかなえ君に査定を手伝ってもらっているのか。
裕也
い、いえ、査定計算のチェックの方を少しばかり…。
賢一
チェックじゃなくて、計算自体もしてもらってるんじゃないのか。いいかい、この仕事はお客様の大切な財産を扱うんだよ。ちょっとした計算ミスでお客様に大損害を与えてしまうことだってあるんだから、数字には特に強くならないといけないよ。
かなえ
店長、でも最近は裕也君もほとんど自分でやっていますから…。
賢一
そうかい、それならいいんだけど…。
裕也
   
  そ、そうですよ店長。きびしいなぁ。