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マンション管理組合レポート

自立した管理組合を目指す。

グランドステージ・プレファシオ円山管理組合〔中央区〕

今回ご紹介するグランドステージ・プレファシオ円山管理組合の三浦理事長は、就任後、 長年の問題点について早急に取り組まれています。そして本来の管理組合の目的でもある、マンション入居者のために存在する理事会の重要性について真剣な眼差しで語って頂きました。

自ら理事長に立候補

私がグランドステージ・プレファシオ円山管理組合理事長に就任したのは今年の9月。理事長になったきっかけは、6年間、様々な問題があったにも関わらず、総会で意見があまり採用されず、時間だけが過ぎていったことに、このままではいけないと感じたためであります。その問題を解決するためには、自分で動くしかないと思い立候補。当時今後の課題などを共に語り合っていた数名の仲間と共に、等マンションをより良いコミュニティーとするために新規一転の理事会役員総入れ替えを行いました。

新米理事長なので、普通は手探りで徐々に慣れていくものなのでしょうが、私たちのマンションには問題が山積みになっていたので、ゆっくり解決していくという時間はありませんでした。

そのため問題一つ一つに優先順位をつけ、早期解決を図ったのです。

三浦理事長

10年後の大型修繕を見越して、予算の見直し

理事長になってはじめに行ったことは、9月で満期になる保険を変更するか、継続するかを決断することでした。多くの保険会社に見積もりを依頼し、内容を考慮した結果、保険会社の変更により保険料の削減に成功しました。

また1ヶ月の予算を見直し、エレベーターをフルメンテナンスではなく、2ヶ月に1回の定期点検(POG方式)に変更し、大幅な予算削減が可能となりました。一つ一つは小さなものですが、予算の見直しにより削減することに成功した金額が1ヶ月・そして1年・そして10年とたまりますと、莫大な金額になります。

一般的に他の分譲マンションにおける大型修繕の時には、区分所有者の方々から費用を頂くケースがほとんどでしょうが、高齢の方などの場合その費用がかなりの負担になってしまいます。だこらこそ大型修繕時には追加費用がかからないように、今から予算の見直しを行う中で「将来の貯蓄」のため奮闘しております。

マンション外観写真

初めての取り組み

私たちのマンションは、防災への意識が低く、防災訓練をほとんど行っていませんでした。そこで理事の一人が防災訓練の講習会に参加し、資格を取得した上で、今年の11月23日防災訓練を実施。当初は72名の参加希望者がいましたが、当日は84名が参加しました。訓練協力をして頂いた消防署長も参加人数の多さに驚いていました。これほど入居者が興味を示しているにも関わらず、6年間ほとんど実施しなかったことは大変な問題だと改めて感じました。

また、防災訓練を行った結果、高層の居住者の方には拡声器の声が届かないという問題点も浮上。防災訓練を行っていなければ、このような問題点にも気がつかなかったのです。そのためこれから毎年訓練を行い、万一に備え入居者の意識も高めていきたいと思います。

管理組合主導のマンションへ

私が理事長に就任する前は、すべて管理会社任せの管理組合でした。自分たちのマンションのすべてを管理会社に任せていては、いつまでたっても自立しない、名ばかりの管理組合になってしまいます。まずは役員一人一人が依存型ではなく、責任を持って意識の向上に努めなければいけません。それにより、入居者の意識も高まっていくのではないでしょうか。

今の管理体制が、本当に有効なのかということを判断していかなければいけません。管理組合が入居者に正確な方針を伝え、管理会社を入居者が決めていくことが重要なことになると考えます。

グランドステージ・プレファシオ円山
■所在地/札幌市中央区北4条西24丁目2-1
■総戸数/109戸
■入居開始/平成11年7月